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2005年08月21日

40歳からの仕事術


40歳からの仕事術

山本 真司

40歳は10年先ですが、10年先を見据えるのとベテランの方たちと伍してやっていくことを目的に読んでみました。
40代からは、「自分で考える」ことを得意技にすべきだ。いま20〜30代の若手は、一生懸命に経営理論の言語や論理を勉強している。それはそれで悪いとは思わないが、彼らは手段の目的化というリスクを常に抱えている。それをチェックするのが我々の役割だ。借り物に過ぎない経営コンセプトは最低限知っておくべきだが、そこから先は自分で考える。そのためには経験量が勝負だ。重要なのは現場をイメージし、そのイメージを自在に操ること。40代ならイメージ生成のための材料が豊富で、イメージ操作のための新鮮な刺激となる深い教養もある。このミックスが一番理想的な年代なんだ。
40歳を過ぎたベテランは経験を元に「自分で考える」ことに強みを発揮できます。
ここで、この発想を若いうちに意識していて勉強を続けたらスーパー40代になるのではないかとふと思いました。
つまり、今経験していることをすべて「考える」(=イメージ生成)材料にすることを意識しておけば、早いうちに40代の強みを凌駕できる気がします。

勉強法も同じでことです。
40代は時間がないので”捨てる”戦略をとることで強みを集中的に伸ばすことが必要になってきます。
MBA留学をせずに、英語やMBAで学ぶその他のビジネススキルも超効率的に身につけることが、”捨てる”戦略で可能となります。
この発想は時間に余裕がある(と思っている)若手にはなかなかできません。
なかなかできないからこそ、それをやった人には大きな先行者利益を得られるのです。
イチローの偉大な記録の数々は、10代からホームランを捨てて単打にこだわった、まさに”捨てる”戦略の結晶です。

もちろん若いうちは多くの経験をがむしゃらに積むのは必要なことに思えます。
しかし、40代の勉強法を知り、そこから逆算して現在の勉強法を考えるのは有効なことに思えます。
常に10年先を見据えながら行動していきたいです。
posted by ミズモト at 23:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

人を動かす


人を動かす 新装版

デール カーネギー

言わずと知れた名著です。
「聖書につぐロングセラー」だと言われています。

先日、パンポテンシア株式会社が主催するデール・カーネギー・トレーニング®のセミナーに参加しました。
このコースは12週間にわたって行なわれるものですが、今年から忙しいビジネスパーソンのために1日単位のセミナーも開講されたそうです。
気軽に参加しやすくなりました。
自己紹介の仕方から行動を促すコミュニケーションまで、効果的な話し方のコツを教わりました。

本とセミナーは矛盾するものではありませんが、全く別物でした。

本書では良いコミュニケーションのための基本的な原則を、具体的な事例を交えて教えてくれます。
特に「議論をさける」というのは新鮮な発想でした。
議論に勝つことは不可能だ。もし負ければ負けたのだし、たとえ勝ったにしても、やはり負けているのだ。なぜかといえば――仮に相手を徹底的にやっつけたとして、その結果はどうなる?――やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、やっつけられてほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。
――「議論に負けても、その人の意見は変わらない」。
政治の世界を見ていると良く分かりますね。
議論に負けても、納得はしてないですね。

今回の郵政解散もいい例です。
小泉首相を自民党総裁に選びながら郵政民営化には納得しない反対派。
参議院で郵政民営化が否決されながら納得しない小泉首相ら自民党執行部。

政治は衆議院と参議院で議論することで成り立っているのですが、ビジネスでは同僚やお客様の心を動かさなければいけません。
本当に人を動かしたいときは議論ではないのでしょう。

本ではコミュニケーションについて考えさせてくれます。
何度も読むべきです。
実際本書は何度も読みたくなります。

セミナーではコミュニケーションの定石を教わりました。
経験して初めてスキルとなるのです。
セミナーにも時折参加して行こうと思います。
posted by ミズモト at 18:07| Comment(3) | TrackBack(3) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

超一流の年収を稼ぐスーパーセールスマンになる方法


超一流の年収を稼ぐスーパーセールスマンになる方法―3つの習慣と5つの提案と26の秘策

吉江 勝

すごいタイトルです。
単刀直入すぎて胡散臭さもにじみ出ています(笑)

しかし、内容は非常に実践的です。
著者は実際にこうやって超一流の年収を稼ぐようになったのだなと妙に納得します。

セルフコントロール、ホームページの作り方、メルマガの活用方法、さまざまなタイプの人への対処方法、セミナー成功の秘訣等、今すぐ役に立つものからステップをあがっていくうちに必要となってくるノウハウまで盛りだくさんでした。

セルフコントロールやビジネス心理学、NLPを重要視していることからも、小手先のテクニック(左脳の活用)だけではなく、潜在意識(右脳の活用)も必要であることが分かります。
あまり宗教じみないように、実践的なテクニックに織り交ぜながら解説しているのはさすがスーパーセールスマンです。

もちろん、ホームページの作り方やメルマガの活用方法も単なるテクニックだけでなく、顧客がどう感じるかに主眼が置かれています。
「お客様は神様」と心底思っている人はいないとずばり言っていますが、これは本音でしょう。
しかしビジネスにはやはり顧客が大切で、顧客の立場に立って(「お客様は神様」という気持ちになって)行動するのがよいと一貫して主張している気がします。
これは正統なセールス手法で、セールスマンとしての基本を改めて思いました。
顧客の気持ちを知る上でもビジネス心理学は有効ですね。
posted by ミズモト at 23:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

ティッピング・ポイント


ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

マルコム グラッドウェル

なんらかの感染現象において、すべてが一気に変化する劇的な瞬間をティッピング・ポイントと呼んでいます。

あるとき突然、大きな変化が起きることはよくあります。
本や音楽や家電を始め、さまざまな商品が大きなブームを起こします。
任天堂のファミコンが娯楽の革命を起こしました。
Windows95の発売でPCの普及に弾みがつきました。
若貴ブームで大相撲が空前の人気となったこともありました。

これらの変化を意図的に起こすことができれば、商売がやりやすくなるのは間違いありません。
本書では多くの事例を元に、3つに分類しています。
これらの法則を踏まえれば、効率の良いマーケティングが展開できそうです。

原則1 少数者の法則
 媒介人(コネクター)、通人(メイブン)、セールスマンの口コミ

原則2 粘りの要素
 記憶に粘りつくメッセージ

原則3 背景の力
 環境の条件や特殊性


原則1のセールスマンは当然重要ですが、コネクターやメイブンといった口コミを広げる人々はもっと重要です。
多くの知人を持っていて、新しい情報を伝えたがる人は確かに存在します。
自分が多くの知人を持ち、コネクターになってしまえば話は早いのですが、コネクターを見つけ出すことができればよいわけです。

友人を3人たどればコネクターにたどり着くそうです。
どのような友人をたどり、誰がコネクターかを直感的に見極めること、このあたりに人脈作りのヒントが隠されているような気がします。

また、ティッピング・ポイントはマーケティングの世界だけでなく、自分自身の学習にも当てはまるような気がします。
学習曲線はあるときをきっかけに急カーブを描くことがよくあります。
その「あるとき」がまさにティッピング・ポイントだといえます。
そのきっかけは、人の助言だったり、粘り強い反復だったり、環境だったりするわけで、3原則そのままです。

このティッピング・ポイントの考え方を、つぼを押さえた行動の指針にしたいものです。
もちろんそのままビジネスに生かせれば最高ですね。
ちなみに、神田昌典氏が『口コミ伝染病』で実践的なノウハウを公開しています。

3原則とは別に「150の原則」が紹介されています。
集団が150人を超えたときに大規模な変化が生じるというものです。
この原則を知ったときに、船井幸雄氏が紹介した「100匹目の猿現象」を思い出しました。
100か150かという具体的な数字は別にして、この数字を大まかにおさえておくと後々役に立ちそうな予感がしています。
posted by ミズモト at 01:24| Comment(0) | TrackBack(1) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

The Next Global Stage


The Next Global Stage: The Challenges and Opportunities in Our Borderless World

大前研一

"The Invisible Continent"(邦題:新・資本論)や"The Borderless World"(邦題:ボーダレス・ワールド)でもそうでしたが、大前研一氏が世界経済について論ずるときは英語で執筆するようです。
英語を話す人口は日本語に比べて圧倒的に多いのですから、英語で書かれた方が世界のためにはなりますが、英語の不得意な日本人は世界の中ではまだまだ不利であることを実感します。

本書はまだ翻訳されていませんので、原書を読んでみました。
英語であろうと、古文であろうと、そこそこの読解力があれば何度も繰り返し読むことで著者の言わんとしていることは伝わってきます。

本書はこれまでの大前氏の主張である「地域国家論」の集大成になっています。
ボーダレス経済に変化していることが、アジアや欧州諸国の発展や技術革新によるビジネスのための新しいプラットフォームの整備を多くの例を挙げて論じていますので、よく理解できます。

お金や物の流れは明らかにボーダレス化していて、今や世界中のATMでお金が下ろせますしFedExで世界中に物を送ることができます。
究極的には世界中のどこででもビジネスは可能です。
現在、コスト削減を目的としてビジネスプロセスを他社にアウトソーシングするBPO(business process outsourcing)が注目されてきています。
世界がボーダレス化することにより、国家や経済区を越えて行うx-BPO(cross-border BPO)が伸びてくることを著者は主張しています。
GEやAMEXがインドにバックオフィスを構えているのは有名な例です。

日本の不利な点はやはり英語です。
言葉の壁を乗り越えてインドでBPOを行うのはそれなりのシステムが必要になってきます。
しかしIT業界では、インドのインフォシスやウィプロが日本に進出してオフショア開発を提供していますので、x-BPOは不可能なことではないとは思います。
言葉の壁を越えられる(ATMやFedExのような)インフラが出来上がれば、日本でもx-BPOが加速するのではないでしょうか。

まずは国内で首都圏から地方へのx-BPOを進めて、同時に海外進出へのインフラを固めていくしかないのでしょう。
私は海外によく出張に行くのですが、中国は日本企業のx-BPOを実現する要素が揃ってきていることを出張の度に肌で感じています。
 ・日本から近い
 ・賃金が安い
 ・特に大連に日本語のできる若者が多い
 ・インド人に比べてビジネスのスピード感が日本人に似ている
  (インド人とはなかなかかみ合わないことが多いです...)
国内や中国(大連や北京)でx-BPOのノウハウを積んでグローバルに飛躍する企業が現れれば、かつての製造業のように世界を席巻する企業が次々に生まれてくることは間違いありません。

これまでのようにみんな同じ方向へ進むのではなく、個々の地域、個々の企業、そして個々人がユニークな強み(ブランド)を持つことがますます重要な時代になってきています。
個々が戦略を立てて強みを伸ばす教育を自身に対して行なっていくことが大切です。
When you have described your vision, fully utilizing your imagination (realstically, as kosoryoku demands it to be), you can spell out your strategy. When you have the strategy, you can develope a business plan that spells out human and capital resource allocation, and a time frame for implementing the plans.

To develope this type of talent, we need to nurture future business leaders in the same way we develope world-class athletes and artists. We need to start early, exposing them to good instructions and coaches. A lot of give and take will help the man or the woman to shape the vision of the world to come. It is not possible to draw a picture of this universe, but we know it and how fast it is moving and developing.
posted by ミズモト at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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