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2006年01月30日

成功ルールが変わる!


成功ルールが変わる!―「カラオケ資本主義」を越えて

ヨーナス リッデルストラレ, シェル・A. ノードストレム

『ファンキービジネス』で一躍有名になった二人のスキンヘッドのストックホルム経済学者。
本書も独特の視点から、本質をくすぐられているような気がしてきます。

エクセレントカンパニーを研究して、優れた経営手法をベンチマークとして経営に取り入れていくことはこれまで多くの企業が行ってきました。
トヨタ自動車のカンバン方式やGEのシックスシグマ等は有名ですが、これはこれで一定の成果があがってきました。
しかし、これはカラオケボックスで他人の歌を歌っているに過ぎないのです。(実にユニークな表現!)

今の時代、大きく成長する企業・人は、模倣はしません。
ベンチプラクティスを取り入れることも、過去のフレームワークを再利用することもしません。
(研究して参考にすることはあるかもしれませんが。。。)

googleやデルはオリジナリティを存分に発揮して、急成長しました。
デルはこれまでなかったバリューチェーンを開発しましたし、googleに至っては既存のフレームワークにどうあてはめていいのかさっぱり分かりません。もちろん私の勉強不足もあります(汗)

野茂は当時の野球界の常識を覆して渡米し、日米200勝という偉業を達成しました。(今年も頑張れ)
イチローは4番バッターを目指すのではなく、こつこつとヒットを積み重ねることで世界の頂点に立ちました。

ただ模倣をやめればいいわけではありません。
裏づけとなる技術(ITの技術や野球の技術)が必要です。
世阿弥の言う、「守・破・離」の『離』を目指すということでしょう。

革新の重要さは、今日まで何度となく強調されてきています。
このことについて、本書ではこれまでとは違ったユニークな視点からいい意味での刺激をたくさん受けました。
posted by ミズモト at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月24日

キャリアショック


キャリアショック―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?

高橋 俊介

昨今、目標や夢の大切さが注目されています。
目標を持ち、プランに落とすことにフォーカスした書籍やセミナーが溢れています。

しかし、キャリアはプラン通りに行かないものです。
そもそも計画通りのキャリアは無味乾燥で面白みがありません。

夢を持ってそれに向かって進むことは大切です。
特にアントレプレナーにとっては。
対照的に、行動や短期目標はその時々の社会情勢にあわせて柔軟に変更していかなくてはなりません。
アントレプレナー以外の人にとっても会社の求めるキャリアを積み重ねていっても、買収や会社の方針転換によって、これまで通りのキャリアを難しくなることがあります。
これが著者の言う「キャリアショック」です。

「自分の動機」を知り積極的にリスクをとってキャリアを切り開いていく姿勢が、キャリアショックに備えることにつながると本書では主張しています。

大きくて明確な夢を持って、クレイジーに突き進むアントレプレナーは確かに存在します。
しかし、ほとんどの人は手探り状態でキャリアを進めていくのではないでしょうか。
そして、結局は会社の示すキャリアを受身で選択してしまうことも多いと思います。

ドッグイヤーの時代に、多くの人がキャリアに多かれ少なかれ不安を持っています。
こうした状況で、本書は多くの気付きを与えてくれます。
先の見えない時代に、どのようにして自律的にキャリアをつくっていけばいいのか。アメリカでも現在、とくに変化の激しいシリコンバレーを中心に、さまざまな研究が進められている。その中で、アメリカのカウンセリング学会誌等で発表された、プランド・ハップタンス・セオリー(Planned Happenstance Theory)の論文が注目を集めている。
プランド・ハップスタンス・セオリーとは、直訳すれば、「計画された偶然理論」ということになるが、ひとことでいえば、変化の激しい時代には、キャリアは基本的に予期しない偶然の出来事によってその八割が形成されるとする理論だ。そのため、個人が自律的にキャリアを切り開いていこうと思ったら、偶然を必然化する、つまり、偶然の出来事を自ら仕掛けていくことが必要になってくるのだという。

そこで、いろいろな仕事にどん欲にチャレンジし、経験してみることで、自分のポテンシャルを発掘することが重要になってくる。若いうちに、動機とマッチングする未開発のコンピテンシーを一つでも多く発見し、必要に応じてスキルをつけ、ポテンシャルを幅広く開拓していく。それが結果的に、幸福なキャリアの幅を広げることになる。これを、「ポテンシャル発掘型のキャリア選択」と呼ぶ。
そして、ダブルキャリア、トリプルキャリアといった複数のキャリアを持ち、その組み合わせにより、自分のキャリアの希少価値を高めていくことができるようになる。これは、ほかの人にないキャリアを持つという意味で、「オンリーワンキャリア」と呼ぶこともできる。

これまで述べたパターン@〜Bは、キャリアを一歩一歩積み上げる、あるいは、キャリアを計画的に進めていくという世界だったが、人によっては、こうした行動パターンだけでは、キャリアが行き止まりになりそうな状況に陥ることがある。そんなとき、現状から脱出するために、次はこの仕事をしたいという具体的イメージがあるわけれはないが、とにかく現状を打開するため、リスクを取ってでも大きくステップを踏み出すことが必要になってくる。これを、キャリアを振るという。
いまの仕事の延長ないしは周辺から、一気に離れてしまう。きわめて非連続的かつ非計画的な行動パターンだ。
この大きな、なおかつ、非計画的なキャリアチェンジは、若い世代において、とくに大きな意味を持つ。いまの仕事の延長上には自分のキャリアは切り開けそうにない状況が予想されれば、比較的若い年代において早め早めにリスクを取ることが重要になる。そのときは、ハイリスクであっても、一気にキャリアを振ることによって事態を打開するという思い切りが求められる。
リスクを取り思い切ってキャリアを振る。
従来のキャリアアップとは異なる発想が求められている時代を改めて認識しました。

著者はe-learning「Mentier」の中で、本書の内容も含めたキャリアデザインについての講義をもっています。
本書とは異なる視点からの気付きを得ることができました。
posted by ミズモト at 14:10| Comment(0) | TrackBack(6) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

No B. S. Time Management for Entrepreneurs


No B. S. Time Management for Entrepreneurs: The Ultimate No Holds Barred Kick Butt Take No Prisoners Guide to Time Productivity and Sanity (No B.S. Series)

Dan S. Kennedy

著者はダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者であり、アメリカではセミナー講演者としても人気ですが、邦訳された書籍は一冊だけのようです。
常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学

本書は時間管理についての著者のユニークなノウハウが詰め込まれたすばらしい内容です。
アメリカのamazon.comでのカスタマーレビューはほとんどが5つ星です。
このような本が日本で読まれないのは実にもったいないことです
Dan Kennedy's No B.S. Time Truths
#1 If you don't know what your time is worth, you can't expect the world to know it either.
#2 Time Vampires will suck as much blood out of you as you permit. If you're drained dry at day's end, it's your fault.
#3 If they can't find you, they can't interrupt you.
#4 Punctuality provides personal power.
#5 By all means, judge. But know that you too wil be judged.
#6 Self-discipline is MAGNETIC.
#7 If you don't MANAGE information, you can't profit from information.
#8 Good enough is good enough.
#9 Liberation is the ultimate entrepreneurial achievement.

私にとって興味深かったのが"delegation"(=委任)でした。
他の人にできることは任せてしまおうということです。
これがなかなかできません。
完璧ではないけれでも、結果が十分であればよいとの認識が大切です。
すなわち、"Good enough is good enough."です。

任せられるものは任せてしまって、その時間を他に割り当てたほうがずっと効率的です。
部分最適でなく、全体最適な発想ですね。
しかし、自分でやった方が速くて正確な場合は、どうしても自分でやってしまいがちです。
人に説明したり、後でチェックする作業が煩わしかったりもします。
貴重な時間をより有効に使うために発想を変えていかなくてはいけませんね。
Good enough is good enough.
Mastering Delegation
You MUST master this difficult skill. To delegate effectively, here's the seven-step process.
1.Deffine what is to be done.
2.Be certain the delegatee understands what is to be done.
3.Explan why it is to be done as you are prescribing it to be done.
4.Teach how it is to be done without micro-micro-managing.
5.Be sure the delegatee understands the how-to process.
6.Set the deadline for completion or progress report.
7.Be sure you have agreement to the date or time and method.
個人だけでなく組織でも同じことが言えます。
アウトソーシング、特にBPOを積極的に活用することが、時間という貴重な資源の有効活用になりそうです。

"delegation"で浮いた時間は自由に使用すればいいわけです。
Liberation is the ultimate entrepreneurial achievement.
一生懸命働いて忙しくするのではなく、いかに自由になるかという発想を常に持っていたいです。
posted by ミズモト at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月23日

リーダーシップ魂。


トム・ピーターズのマニフェスト(2) リーダーシップ魂。

トム・ピーターズ

トム・ピーターズの軽快にして過激な、本質をつく語り口調は健在です。
(翻訳が上手なのかもしれません!!)
リーダーシップ、それは50の発想だ

1.リーダーはチャンスをつくり出す。
2.リーダーは「わからない」と言う。
3.リーダーが最高にできる人間だという例は珍しい。

8.リーダーは矛盾を糧に成長する。

13.リーダーは怒っている。

18.リーダーは反逆者を称える。

22.リーダーは大きな間違いをおかす。

30.リーダーはネットワーク中毒者だ。

38.リーダーは偉大な学習者だ。

46.リーダーはブランドだ。
次から次へと目の覚めるような言葉が飛び込んできました。
「やられた!」と思ったものもたくさん。
大切なのは、リーダーシップを定義することです。
それも、できる限り印象的な(過激な)言葉で。

トム・ピーターズは50集めています。
私はこれに追加していこうと思います。
リーダーシップについての気づきを手帳に書き留めていきます。
そのうちの一つ。
リーダーは考えながら行動し、行動しながら考える。

リーダーは、学歴、経歴、性差、年齢に関係ありません。
「リーダーは・・・」の定義に沿った人がリーダーです。
若い人や女性、型破りな経歴の人が過激な表現のリーダーの定義に沿うことは当然あることです。
色眼鏡を外して、リーダーシップと目の前の人物の本質を見ていかなければなりません。
格好いい単純な(過激な)言葉で表現できれば尚よいのでしょう。
posted by ミズモト at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

デザイン魂。


トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂

トム・ピーターズ

本を手にとって驚きました。感動しました。
これまでのビジネス書の常識を打ち破る体裁です。
センスのいいデザイン会社のパンフレットのようでした。

テーマはタイトルも本自体も示すとおり、デザインについて。
トム・ピーターズの軽快な語りが、好印象です。

多くのものがコモディティ化する一方、政治にも経済にも経営にもますます複雑さが増しています。
このような時代にデザインは切り札の1つになります。
iMACのようにデザインがブランドになります。
デルのような美しいビジネスモデルのデザインがコンピテンシーになります。

「見かけじゃなく内容だ」という人も言います。
私も数年前までそう思い、内容を詰め込んだセンスの悪い資料を多く作っていました。

しかし、表現は内容と同じくらい大切です。
人の心を動かすための必要条件です。
内容がないと、見かけもついてきません。
表現が悪いと内容のよさも伝わりません。

とことんデザインにこだわってみることが、仕事の質を高めることにつながるのです。

違いを生むデザイン
「ソニーでは、競合他社の製品はどれも、その技術、価格、性能、機能は基本的に同じだという前提だ。現実の市場で、製品の個性をきわだたせるのは、デザイン以外にはない」――元ソニー会長、大賀典雄

ハーブ・ケプラーの紙ナプキンは美しかった。
そしてサウスウェスト航空は美しいシステムになっている。


欲求を生むデザイン
「ときおり、ある特定の対象についての考え方を根底から変えてしまうようなデザインにめぐり合うことがある。この好例、それがiMac。突然、コンピュータというものが、無個性無機質な箱ではなくなってしまう。それは彫刻であり、欲求の対象であり、ひたすら眺めているものだ」――イリノイ工科大学、キャサリン・マッコイとマイケル・マッコイ

フレッド・スミスの卒業論文は美しかった。
そしてフェデラルエクスプレスは美しいシステムになっている。


”Keep it simple, stupid(単純にしろ、バカもの)"。略してK.I.S.S.

まさに「魂」に訴えかける内容です。
posted by ミズモト at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

ザ・プロフェッショナル


ザ・プロフェッショナル

大前 研一

常々プロフェッショナルでありたいと考えていますが、プロフェッショナルとはどのような人か。
プロフェッショナルとしてあるべき姿を描くのに、しっかりとしたイメージを持っていることが必要です。
本書では、大前氏がいつもの調子ではっきりとそして分かりやすく、プロフェッショナルについて定義し、そして必要な能力について論じています。
自分の中でのプロフェッショナルのイメージ作りに役立つ多くのヒントが見つかります。
ビジネス・プロフェッショナルを自負するならば、『ハーバード・ビジネス・レビュー』くらい読みこなせないとまずいでしょう。さらに一歩踏み出して、ここに寄稿している識者たちに知的格闘を挑んでみてはどうでしょう。実際、書かれていることをそのまま試してみるシャドウ・ボクシングよりも、むしろ疑ってみたり、反論してみたり、時にはうなずいてみたりと、スパーリングのほうがよほど有意義です。

裏返せば、顧客の顧客について考えることで、他業界にも関心を広げるようになり、これが既存の方法を見直すきっかけとなって、直接の顧客にユニークな価値を提供するチャンスに発展する可能性が生まれてくるわけです。

もう一度、言います。顧客には、上司や部下の関係など、どうでもよいことなのです。そして、プロフェッショナルはいつも顧客のことを考えなければならないのです。

ビジネス・プロフェッショナルに、「妥協」の二文字は厳禁です。妥協とは自分の都合であって、顧客の都合はもちろん、ビジネス・パートナーの都合なども一方的に無視する、甘えた態度です。

顧客といっても「触れる顧客」ではないかもしれません。いまの顧客も変質するかもしれません。いまの顧客は氷のように溶解してしまい、想像もつかなかったような人々、企業、不特定多数が顧客になるかもしれません。プロフェッショナルに要求される「顧客」への理解、というのは、そのレベルの理解なのです。

プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。専門性が高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。これらをもれなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい。

プロフェッショナルは、どんなに大きく前提条件が変わってもその底流にある変化の本質を読み取り、だれよりも能力を発揮します。また組織の長としては、当該組織を誤りなき方向に導き、発展させます。

答えを知らないことを恐れるのでなく、知らないところからスタートして、自分には何が見えて何が見えないか、何がわかって何がわかっていないかを分けて考えられるかどうかが重要なのです。

頼りになるのは自分の頭しかありません。それがうまく機能しなかったら、何人かで「一つの頭」となるべく大いに議論しなくてはなりません。仮説を出して議論し、事実に基づいて論証しなくてはなりません。業界や企業内の常識をすべて疑ってかかることから始めなくてはなりません。世代を超えて、10代や20代の人々の経験、習慣、感性を事業に取り込んでいかなくてはならないのです。

これからは、事業に成功するのも失敗するのもビジョン次第です。そして、ビジョンを描けるか描けないかは、人次第なのです。戦略は人に依存しているので、私は本書を通じて一貫してパーソン・スペシフィックであり、で述べたようにタイミング・スペシフィックであるという点を強調しました。フレームワークは重要ですが、最近の成功企業のほとんどは既存のフレームワークを破壊するところから出発しています。

あまりにもすばらしい言葉の数々で、思わず鵜呑みにして考えることを忘れてしまいそうです。
自分の頭で考え、自分の言葉に落とし込む行為が欠かせません。
これらの言葉はしっかりと胸に刻んだ上で、自分なりのプロフェッショナル像をイメージしていきます。
キーワードは、「妥協しない」「顧客第一主義」「知的好奇心」「疑う」といったあたりでしょうか。

一流のビジネスマンを目指します。
posted by ミズモト at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

東欧チャンス


東欧チャンス

大前 研一

日本人にとってあまり馴染みのない中・東欧。
世界史で出てくるオーストリア帝国や音楽をイメージするのがせいぜいです。(少なくとも私にとっては...;)

BRICsが注目されている今、東欧に目を向けこれだけのことを調査したのはさすがです。
鉄のカーテンがなくなり、EUに加盟することを考えるとチャンスが広がるのはヨーロッパ先進国にとっては当然なのかもしれません。
アジアにとっての中国にあたるのでしょう。

私が興味を惹かれたのは、個々の国の実態ではなく、著者が実際に現地を歩いて回ったという事実でした。
勉強を行なうのに現場から徹底的に学ぶ姿勢を感じました。
本から得る知識はもちろんですが、自身で経験したことを自分の頭で考えることでオリジナルな発想が生まれるということです。
「東欧チャンス」の発想の原点はまさにここにあると思いました。

ところで、大前氏はいろいろなところでチェコを旅行先として勧めています。
プラハはヨーロッパで一番きれいだと評判です。
私は仕事でアジアを中心に世界中をまわっていますが、チェコは残念ながら行ったことがありませんでした。
いずれ旅行で訪れたいと強く思いました。もちろん勉強も兼ねて...。
posted by ミズモト at 00:32| Comment(1) | TrackBack(2) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

40歳からの仕事術


40歳からの仕事術

山本 真司

40歳は10年先ですが、10年先を見据えるのとベテランの方たちと伍してやっていくことを目的に読んでみました。
40代からは、「自分で考える」ことを得意技にすべきだ。いま20〜30代の若手は、一生懸命に経営理論の言語や論理を勉強している。それはそれで悪いとは思わないが、彼らは手段の目的化というリスクを常に抱えている。それをチェックするのが我々の役割だ。借り物に過ぎない経営コンセプトは最低限知っておくべきだが、そこから先は自分で考える。そのためには経験量が勝負だ。重要なのは現場をイメージし、そのイメージを自在に操ること。40代ならイメージ生成のための材料が豊富で、イメージ操作のための新鮮な刺激となる深い教養もある。このミックスが一番理想的な年代なんだ。
40歳を過ぎたベテランは経験を元に「自分で考える」ことに強みを発揮できます。
ここで、この発想を若いうちに意識していて勉強を続けたらスーパー40代になるのではないかとふと思いました。
つまり、今経験していることをすべて「考える」(=イメージ生成)材料にすることを意識しておけば、早いうちに40代の強みを凌駕できる気がします。

勉強法も同じでことです。
40代は時間がないので”捨てる”戦略をとることで強みを集中的に伸ばすことが必要になってきます。
MBA留学をせずに、英語やMBAで学ぶその他のビジネススキルも超効率的に身につけることが、”捨てる”戦略で可能となります。
この発想は時間に余裕がある(と思っている)若手にはなかなかできません。
なかなかできないからこそ、それをやった人には大きな先行者利益を得られるのです。
イチローの偉大な記録の数々は、10代からホームランを捨てて単打にこだわった、まさに”捨てる”戦略の結晶です。

もちろん若いうちは多くの経験をがむしゃらに積むのは必要なことに思えます。
しかし、40代の勉強法を知り、そこから逆算して現在の勉強法を考えるのは有効なことに思えます。
常に10年先を見据えながら行動していきたいです。
posted by ミズモト at 23:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

人を動かす


人を動かす 新装版

デール カーネギー

言わずと知れた名著です。
「聖書につぐロングセラー」だと言われています。

先日、パンポテンシア株式会社が主催するデール・カーネギー・トレーニング®のセミナーに参加しました。
このコースは12週間にわたって行なわれるものですが、今年から忙しいビジネスパーソンのために1日単位のセミナーも開講されたそうです。
気軽に参加しやすくなりました。
自己紹介の仕方から行動を促すコミュニケーションまで、効果的な話し方のコツを教わりました。

本とセミナーは矛盾するものではありませんが、全く別物でした。

本書では良いコミュニケーションのための基本的な原則を、具体的な事例を交えて教えてくれます。
特に「議論をさける」というのは新鮮な発想でした。
議論に勝つことは不可能だ。もし負ければ負けたのだし、たとえ勝ったにしても、やはり負けているのだ。なぜかといえば――仮に相手を徹底的にやっつけたとして、その結果はどうなる?――やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、やっつけられてほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。
――「議論に負けても、その人の意見は変わらない」。
政治の世界を見ていると良く分かりますね。
議論に負けても、納得はしてないですね。

今回の郵政解散もいい例です。
小泉首相を自民党総裁に選びながら郵政民営化には納得しない反対派。
参議院で郵政民営化が否決されながら納得しない小泉首相ら自民党執行部。

政治は衆議院と参議院で議論することで成り立っているのですが、ビジネスでは同僚やお客様の心を動かさなければいけません。
本当に人を動かしたいときは議論ではないのでしょう。

本ではコミュニケーションについて考えさせてくれます。
何度も読むべきです。
実際本書は何度も読みたくなります。

セミナーではコミュニケーションの定石を教わりました。
経験して初めてスキルとなるのです。
セミナーにも時折参加して行こうと思います。
posted by ミズモト at 18:07| Comment(3) | TrackBack(3) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

超一流の年収を稼ぐスーパーセールスマンになる方法


超一流の年収を稼ぐスーパーセールスマンになる方法―3つの習慣と5つの提案と26の秘策

吉江 勝

すごいタイトルです。
単刀直入すぎて胡散臭さもにじみ出ています(笑)

しかし、内容は非常に実践的です。
著者は実際にこうやって超一流の年収を稼ぐようになったのだなと妙に納得します。

セルフコントロール、ホームページの作り方、メルマガの活用方法、さまざまなタイプの人への対処方法、セミナー成功の秘訣等、今すぐ役に立つものからステップをあがっていくうちに必要となってくるノウハウまで盛りだくさんでした。

セルフコントロールやビジネス心理学、NLPを重要視していることからも、小手先のテクニック(左脳の活用)だけではなく、潜在意識(右脳の活用)も必要であることが分かります。
あまり宗教じみないように、実践的なテクニックに織り交ぜながら解説しているのはさすがスーパーセールスマンです。

もちろん、ホームページの作り方やメルマガの活用方法も単なるテクニックだけでなく、顧客がどう感じるかに主眼が置かれています。
「お客様は神様」と心底思っている人はいないとずばり言っていますが、これは本音でしょう。
しかしビジネスにはやはり顧客が大切で、顧客の立場に立って(「お客様は神様」という気持ちになって)行動するのがよいと一貫して主張している気がします。
これは正統なセールス手法で、セールスマンとしての基本を改めて思いました。
顧客の気持ちを知る上でもビジネス心理学は有効ですね。
posted by ミズモト at 23:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

The Next Global Stage


The Next Global Stage: The Challenges and Opportunities in Our Borderless World

大前研一

"The Invisible Continent"(邦題:新・資本論)や"The Borderless World"(邦題:ボーダレス・ワールド)でもそうでしたが、大前研一氏が世界経済について論ずるときは英語で執筆するようです。
英語を話す人口は日本語に比べて圧倒的に多いのですから、英語で書かれた方が世界のためにはなりますが、英語の不得意な日本人は世界の中ではまだまだ不利であることを実感します。

本書はまだ翻訳されていませんので、原書を読んでみました。
英語であろうと、古文であろうと、そこそこの読解力があれば何度も繰り返し読むことで著者の言わんとしていることは伝わってきます。

本書はこれまでの大前氏の主張である「地域国家論」の集大成になっています。
ボーダレス経済に変化していることが、アジアや欧州諸国の発展や技術革新によるビジネスのための新しいプラットフォームの整備を多くの例を挙げて論じていますので、よく理解できます。

お金や物の流れは明らかにボーダレス化していて、今や世界中のATMでお金が下ろせますしFedExで世界中に物を送ることができます。
究極的には世界中のどこででもビジネスは可能です。
現在、コスト削減を目的としてビジネスプロセスを他社にアウトソーシングするBPO(business process outsourcing)が注目されてきています。
世界がボーダレス化することにより、国家や経済区を越えて行うx-BPO(cross-border BPO)が伸びてくることを著者は主張しています。
GEやAMEXがインドにバックオフィスを構えているのは有名な例です。

日本の不利な点はやはり英語です。
言葉の壁を乗り越えてインドでBPOを行うのはそれなりのシステムが必要になってきます。
しかしIT業界では、インドのインフォシスやウィプロが日本に進出してオフショア開発を提供していますので、x-BPOは不可能なことではないとは思います。
言葉の壁を越えられる(ATMやFedExのような)インフラが出来上がれば、日本でもx-BPOが加速するのではないでしょうか。

まずは国内で首都圏から地方へのx-BPOを進めて、同時に海外進出へのインフラを固めていくしかないのでしょう。
私は海外によく出張に行くのですが、中国は日本企業のx-BPOを実現する要素が揃ってきていることを出張の度に肌で感じています。
 ・日本から近い
 ・賃金が安い
 ・特に大連に日本語のできる若者が多い
 ・インド人に比べてビジネスのスピード感が日本人に似ている
  (インド人とはなかなかかみ合わないことが多いです...)
国内や中国(大連や北京)でx-BPOのノウハウを積んでグローバルに飛躍する企業が現れれば、かつての製造業のように世界を席巻する企業が次々に生まれてくることは間違いありません。

これまでのようにみんな同じ方向へ進むのではなく、個々の地域、個々の企業、そして個々人がユニークな強み(ブランド)を持つことがますます重要な時代になってきています。
個々が戦略を立てて強みを伸ばす教育を自身に対して行なっていくことが大切です。
When you have described your vision, fully utilizing your imagination (realstically, as kosoryoku demands it to be), you can spell out your strategy. When you have the strategy, you can develope a business plan that spells out human and capital resource allocation, and a time frame for implementing the plans.

To develope this type of talent, we need to nurture future business leaders in the same way we develope world-class athletes and artists. We need to start early, exposing them to good instructions and coaches. A lot of give and take will help the man or the woman to shape the vision of the world to come. It is not possible to draw a picture of this universe, but we know it and how fast it is moving and developing.
posted by ミズモト at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

頭脳の果て


頭脳の果て

ウィン・ウェンガー, リチャード・ポー

一度は廃刊になったが、昨今の加速学習ブームで復刊した話題の本です。
復刊前は原本を取り寄せて読もうかと思っていたところに、復刊が決まり早速入手しました。
やはりいい本です。復刊は日本人にとって価値あることです。

日本でも七田眞らによる右脳学習が研究されてきていますが、アメリカでも加速学習の研究が相当進んでいたことに驚きました。
アインシュタインの脳を研究したところがアメリカならではです。

能力を伸ばす方法として、「イメージ・ストリーミング」の方法が解説されています。

アインシュタインは相対性理論を導くにあたって、10代のころ「光と同じ速さで、光線の中を走ったらどうなるんだろう?」と空想したことからはじまったそうです。
モーツァルトは「音楽を書いているのではなく、すでに頭の中にできあがっている作品を単に書き取っているだけなのだ」と説明したそうです。

稲盛和夫氏は、何かを始める際には鮮明なカラー画像が描けるようになるまでイメージしろと自著の中で述べています。
大前研一氏も構想力の重要性についていろいろなところで訴えています。

天才たちは、イメージを膨らませることに長けているのでしょう。
自分の経験に照らし合わせても、面白い発見をしたときは理屈や理論をこねまわしているときではなく、ふと頭の中にイメージがわき膨れ上がってくるときがあります。

このイメージを膨らませる能力を伸ばすのが、「イメージ・ストリーミング」です。
「イメージ・ストリーミング」の有効性を実証した上で、具体的な方法にまで落とし込まれていますので、活用しないわけにはいきません。

私も「イメージ・ストリーミング」を習慣にしていきます。
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2005年07月24日

あなたの右脳が全開する!


あなたの右脳が全開する!―左右「二つの脳」を最高度に発揮する画期的ノウハウ

トーマス・R. ブレークスリー

最近、右脳が注目されています。書店の棚を眺めていると、右脳を活用した「速聴」や「速読」に関する書籍が多く並んでいるのに気づきます。

忙しいビジネスパーソンにとって、学習の効率化は欠かせません。
右脳の活用が効率化につながるなら、活用しない手はありません。

しかし、その有効性が分からないまま使用をするのは、時にはやり方を疑ったりして逆に効率を落とすことがあります。
学習曲線というのは初めは傾きが小さいですから、やり方を疑い始めてしまい元の(左脳中心の)やり方に戻ってしまいます。(少なくとも私はそうでした)
信仰のように盲目的に信じてやり続ければ問題はないのでしょうが、信じるには根拠が欲しいのが心情です。

右脳活用へパラダイムを転換するには、右脳について知るのが一番です。
専門家の分析と本人の経験が結びついたときに、理論は自身の中で言語化され信念となります。
その意味で本書は、経験と結びついて納得できるところが多いです。

特にフロイトの提唱した「無意識」の世界を右脳の観点から解説してみることは、直感的に理解できました。

今までのように左脳での言語化、論理化を鍛えつつ、右脳(=無意識)を活用した学習に加速度をつけていきます!
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2005年07月13日

30歳からの成長戦略


30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう

山本 真司

メルマガ『大前研一 ニュースの視点』で紹介されていたことがきっかけで読んでみましたが、日頃悩んでいたことがどんどん解消されていきすっきりしました。

特に著者自身の成長の軌跡を分かりやすく書かれていて非常に参考になりました。
著者自身が出してきた良い成果、悪い成果を振り返りながら、望ましい成長戦略のモデルを紹介してくれています。
着眼両極・着手単極型
[目指すべき将来の姿]
 ビジネス・スキルを備え、差別化戦略をも追いかける実力派天邪鬼になる。
[仕事術]
 反常識の仕事術を一気に修得する。
[ビジネス・スキル]
 大衆化するビジネス・スクール・スキルを超効率で学び、修得する。
[思考パラダイム]
 論理と感情の両極を併せのむことを視野に置き、論理と感情のうち一極ずつを修得し、思考に適用していくレゾナンス思考法。
[成長のドライバー]
 他者への欲をドライバーにし、自己に対して無欲を貫く姿勢への転換を目指す。
超効率で学ぶとかレゾナンス思考は実際にやってみると難しいのでしょうが、方向性を示されていると安心しますし、やるべきことも見えてきます。
すなわち、以下の3点を戦略の軸にして行動します。
@MBAに・表されるビジネス・スキルはコモディティ化するので超高速で身につける
Aまずは論理的思考を身につけるが、それだけでは行き詰るのでレゾナンス思考法を意識する。
B他者のために行うことを原動力とする。

私自身、本書であげられている「三つの病」に侵されていた感がありますが、言語化されてクリアになったおかげで克服する道も見えてきました。
若者に広がる「三つの病」
・負け組編入恐怖症
・戦略不在症候群
・目標モデル喪失症
著者の提唱する成長戦略を軸に、自分なりのビジョンを今後も探っていくことにしました。
結局は目標と戦略を明確にすることが大切です。
これまであまり意識することのなかった自己の成長戦略に目を向けることができたのは大きな収穫となりました。

ところで、著者の山本氏のブログで8月に新刊が発売されることを知りました。
『20代 仕事筋の鍛え方−成功し続ける学習スキルを磨け 』
こちらも楽しみです。
posted by ミズモト at 00:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月08日

オンナを味方にして仕事をする本


オンナを味方にして仕事をする本―なぜあなたは女性とうまくいかないのか?奇跡の12週解決トレーニング

後藤 芳徳

仕事で欠かせないのはコミュニケーションです。
しかし、男性にとって女性とのコミュニケーションは時には悩みむことがあります。

それでも仕事に女性は必要です。
一緒に仕事をしていて気づくのは、女性は能力が高い人が多いです。だめ社員はあまりいません。
また、男性の気づかないところを気づいてくれたり、途中で投げ出したりしません。
男性と女性がお互いに補完しあえるような状況になれば、ビジネスはうまくまわるのではないかと常々思っています。

このような理想の職場作りにお勧めなのが本書です。
後藤氏は女性とのコミュニケーションの天才ですね。
女性に対する観察力と洞察力が群を抜いています。
男女の特性の違いを理解すればいい。これだけで、異性に対する疑問もかなり解けます。「まったく違う生き物なんだ」と納得すれば、気持ちもずいぶんとラクになるし、相手に合わせる心の準備も整います。

特に女性社員の仕事の質は、言い方ひとつで大きく変わりますから、利益が前月比で倍になることも珍しくありません。また逆に、たった一度の心ない言葉で潰してしまうこともあります。日常のささいな気配りに欠けて、女性社員のやる気を削いでいるのもよくあるケースです。

ウチの会社や僕がお手伝いさせていただく会社では、必ず親孝行はノルマ化してもらいます。親孝行ほど割りに合う投資は他にないからです。

まずは「今まで話さなかった女性社員にも、自分から声をかける」というハードルを越えてみましょう。

コミュニケーションというのは、生理的に嫌われていなければ、質を量で補うことができます。

自分さえ変われば、ハンディと感じていたことも愛される要素に変わります。だから、まずはこだわりを捨てること。
意識しておくだけで、変われそうなことばかりです。
焦点は女性とのコミュニケーションについてですが、これらのトレーニングは人間性を高めることは間違いありません。
さて、何から変えましょうか。私の場合は、・・・早起きです・・・(´〜`ヾ)
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2005年07月07日

遊ぶ奴ほどよくデキる!


遊ぶ奴ほどよくデキる!

大前 研一

大前研一といえばスーパービジネスマンですが、同時に「遊び」の達人であることは有名です。
本書を読んでみると、大前氏の趣味の多彩さとその徹底ぶりに改めて驚くばかりです。

人生をとことんまで極めようという強い思いが感じられ、その思いがビジネスにも通じているのでしょう。
「遊び」についてもコンサルティング同様、考え抜く力が身についているからこそ、その本当の楽しみも見つけているようです。
オフにも「考える力」は重要だといえますね。

しかし、私の関心を最も惹いたのは「遊び」についてでなく、「目から鱗の子育て術」でした。章タイトル通り、目から鱗の内容でした。
ちょっと子供に対して乱暴なところもありますが、子供のことを徹底的に考えている大前氏の姿が浮かんできました。大前氏の人間味がもっとも感じられます。
子供は、大人が本気で遊んでくれているのか、無理をしているのかを敏感に嗅ぎ取る。1歳の赤ん坊でも、自分の相手を本気でしてくれる大人になつくものだ。

安全な遊び場、親が一緒に楽しめない施設などは、子供だけで行かせればいい。子供とともにジャングルのスリルを体験してこそ、親子で遊ぶ意味が生まれるのだ。

ここで大切なことは子供と一緒になって高校を辞めた後のことを考えることだ。
子供の視線でこうした質問をしていくうちに、子供が自分の姿勢の甘さに気づくこともある。

好きなことを徹底的にやらせればいいのである。

私は「学校に行きたくなければ行かなくてもいい」という選択肢もあると思っている。

「お前の人生に責任を取れるのはお前しかいない」と突き放すことも愛情だ。

逆にいえば、親の援助がなければ何もできない、また親に反対されたからといって自分の意見を簡単に撤回してしまうような頼りない子供だとしたら、それこそ親はそれまでの教育を反省しなければならない。

私はまだ親になっていませんが、子供だったころの両親からの教育を思い返してみると、考えることが多いです。
親になったときのために、子育ては今から考えておきたいことです。子育てのシミュレーションです。
子育てや家族との時間の共有についても、仕事じゃないからと考えることを放棄してはいけませんね。
それが家庭を楽しくし、しかもビジネスにもよい影響を与えるのですから。
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2005年07月05日

人生を変えた贈り物


人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン

アンソニー・ロビンズ

「久々にいい本に出会いました」と言いたくなる本でした。
特にイントロダクションにある著者の体験談は心にジーンときます。
「与える」ことをもっともっとしたくなりました。

いわゆる「自己啓発本」で実践的な11のレッスンからなっていますが、読んでいると文章からパワーが伝わってきます。
実際にレッスンを行なっていくともっとパワーが沸いてきそうです。

今の私のアンテナにもっとも引っかかったのはレッスン5「求める現実にフォーカスを合わせる」でした。
教官の指示はこうだった。
「ポイントはシンプルです。スリップし始めると、ほとんどの人は、いちばん怖いものに意識を集中します。つまり、壁を見てしまうのです。でもそうではなくて、自分の行きたい方向へ意識を向けなければいけないないのです

あなたの意識がフォーカスを変えてから、実際の経験がそれに追いついてくるまでには、たいていタイムラグがあるものなのだ。つい目先のことに意識を集中してしまい、じっくりと問題を解決できないのも、これが理由だろう。

自分と結びつけて考えてみてほしい。問題が起こったら、その解決策にフォーカスを当てる。恐れるものではなく、望むもののある地点に意識を向ける――これを肝に銘じておこう。わたしも含めて、人は、自分がつねに考えていることを経験するのだから。

ただ生きているだけだと、目標を特に持たずに毎日を過ごしてしまいがちです。
しかし、「人は、自分がつねに考えていることを経験する」のだったら、なりたい自分をつねに考えていたいですね。
せっかくの人生だから欲しいものを手に入れないと。
アンソニー流フォーカスの当て方はレッスン6で学べます。
求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
――『マタイによる福音書』七・七
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2005年07月01日

チームリーダーの教科書


チームリーダーの教科書―図解

藤巻 幸夫

リーダーは難しいですね。思い描いたとおりにチームが動くことはまずありえません。
深く考えるほど分からなくなる気さえします。

しかし、リーダーのあり方は昔から多く議論されていて、多くの人はいくつかのポイントを知識として持っています。いかに実践するかが重要なのでしょう。
リーダーシップに関する本を読むときは何か一つでも実践に落とし込めることを見つけるよう努めています。

本書にあることは当たり前といえば当たり前のことばかりです。それだけに理解しやすく実践に活かしやすいことがほとんどです。

例えば、私自身の経験と照らし合わせて、非常に印象に残ったことは「メンバーを外の風当たりから護る」ということでした。顧客からメンバーにクレームがあったとき、自分のことではないからと、その場を丸く収めるために顧客と同調しそうな気になってしまうことがあります。
だが冗談じゃない、そんな外からの力で仲間を放り出すようなリーダーのもとで、いったい誰が本気で働けるというんだ? そんなリーダーをどうして信用できるというんだ?
リーダーの背中は常に見られているんですよね。チームがあってこそのリーダーです。
逆風を利用してチーム全体で飛び上がってやる、くらいの気概をもってやっていきたいものです。

藤巻氏のようなアツイリーダーになりたい!アツイチームをつくりたい!
posted by ミズモト at 21:32| Comment(0) | TrackBack(2) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

君主論


新訳 君主論

ニッコロ マキアヴェリ

何となく「冷たい」イメージのあったマキアヴェリの君主論ですが、全くの偏見でした。実に冷静に君主・リーダーシップを分析しています。

君主 = 社長
国 = 会社
民衆 = 従業員
軍事 = 事業
征服 = 買収

このように置き換えていくとビジネスを対象にしているようにしか読めません。

結論として述べておきたいのは、ただ一つ、君主は民衆を味方につけなければならない。そうでなくては、逆境にあって対策の立てようがないということだ。
スターバックスのシュルツ氏のように従業員を大切にすることで、事業はうまく進みます。労働組合の対策に頭を悩ませているばかりでは進歩がありません。

さて君主は、戦いと軍事上の制度や訓練のこと以外に、いかなる目的も、いかなる関心事ももってはいけないし、またほかの職務にも励んではいけない。つまり、このことが為政者がほんらいたずさわる唯一の職責である。
社長の仕事は会社のビジョンを描くことです。社長がそのことだけに取り組める組織が理想です。

さて、もう一つの、頭を使っての訓練に関しては、君主は歴史書に親しみ、読書をとおして、英傑のしとげた行いを、考察することが肝心である。
一流の人は大抵読書家です。読書は知識を得るにはもっともコストパフォーマンスが高いですが、マキアヴェリの時代から変わらないのですね。それともマキアヴェリが先進的だったのか。

したがって、君主は野獣と人間をたくみに使いわけることが肝心である。
これは強烈な言葉です。確かに野獣の要素がないと突進できないかもしれません。

だから、君主は戦いに勝ち、そしてひたすら国を維持してほしい。そうすれば、彼のとった手段は、つねにりっぱと評価され、だれからもほめそやされる。大衆はつねに、外見だけを見て、また出来事の結果によって、判断してしまうものだ。
経営者は孤独だと言われる所以の一つですね。何をやっているかなんて関係ありません。結果が全てです。大部分の投資家も結果ばかりを追いかけます。

だれからりっぱな進言を得たとしても、よい意見は君主の思慮から生まれるものでなければならない。よい助言から、君主の思慮が生まれてはならない。
リーダーは自分の頭で考えなくてはいけません。当たり前のことですが、すぐ人に頼ろうとする弱さを人間は持ち合わせています。日ごろから考える習慣をつけておく必要があります。

人は、慎重であるよりは、むしろ果断に進むほうがよい。
先が見えなくてもビジョンをもって進んでいけば、そのうちよく見えるようになってきます。だから大きな夢を描きましょう。

事例は中世ヨーロッパですが、全ての言葉は現代を生きる私たちに向けられている印象を受けました。君主論、リーダーシップというのは普遍ですね。
古典はやっぱりすばらしいです。
posted by ミズモト at 00:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか


影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

ロバート・B・チャルディーニ

この本はすごいです。社会心理学についてですが、要するに勧誘や販売のプロのトークにひっかかってしまうのかについての考察がされています。

人間をはじめ、多くの動物には効率的に生きるために機械的な行動パターン(分かりやすいところで雛鳥の刷り込み)があり、これを他人を動かすことに応用するものです。チャルディーニはこれを「カチッ・サー」と呼んでいます。「カチッ」とボタンを押すとテープが自動的に「サー」と回るところからきているそうです。この例えはあまりいいとは思えませんが。

影響を与える要素は6つです。
1.返報性
2.コミットメントと一貫性
3.社会的証明
4.好意
5.権威
6.希少性

一流のセールスマンは無意識のうちにこれらを利用しています。彼らからモノを買ったときのことを思い出すと、必ずこれらが絡んでいるのが思い当たります。

逆に言えば、これらのテクニックを身につければビジネスでは強力な武器となります。
しかも本書には親切に防衛法まで解説されています。相手の影響力を最小限に抑え、相手への影響力を最大限に行使することができれば、顧客や上司・部下との交渉事には役に立つことは間違いありません。
もちろん悪いこと、悪徳商法にも応用できます。気をつけないといけませんね。

また自分自身に対しても使えそうです。例えば、コミットメントしたものは一貫性の圧力がかかります。自己イメージややりたいことをコミットメントして公に書き記していれば、自然と実現に向けて行動をしてしまいます。私もやりたいことを手帳に書いたり、思いをブログに書いているのはまさにコミットメントの力を期待しているからです。

とにかく何度も読み直して、無意識に刻み込むべき内容でした。
posted by ミズモト at 01:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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