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2005年10月10日

ザ・プロフェッショナル


ザ・プロフェッショナル

大前 研一

常々プロフェッショナルでありたいと考えていますが、プロフェッショナルとはどのような人か。
プロフェッショナルとしてあるべき姿を描くのに、しっかりとしたイメージを持っていることが必要です。
本書では、大前氏がいつもの調子ではっきりとそして分かりやすく、プロフェッショナルについて定義し、そして必要な能力について論じています。
自分の中でのプロフェッショナルのイメージ作りに役立つ多くのヒントが見つかります。
ビジネス・プロフェッショナルを自負するならば、『ハーバード・ビジネス・レビュー』くらい読みこなせないとまずいでしょう。さらに一歩踏み出して、ここに寄稿している識者たちに知的格闘を挑んでみてはどうでしょう。実際、書かれていることをそのまま試してみるシャドウ・ボクシングよりも、むしろ疑ってみたり、反論してみたり、時にはうなずいてみたりと、スパーリングのほうがよほど有意義です。

裏返せば、顧客の顧客について考えることで、他業界にも関心を広げるようになり、これが既存の方法を見直すきっかけとなって、直接の顧客にユニークな価値を提供するチャンスに発展する可能性が生まれてくるわけです。

もう一度、言います。顧客には、上司や部下の関係など、どうでもよいことなのです。そして、プロフェッショナルはいつも顧客のことを考えなければならないのです。

ビジネス・プロフェッショナルに、「妥協」の二文字は厳禁です。妥協とは自分の都合であって、顧客の都合はもちろん、ビジネス・パートナーの都合なども一方的に無視する、甘えた態度です。

顧客といっても「触れる顧客」ではないかもしれません。いまの顧客も変質するかもしれません。いまの顧客は氷のように溶解してしまい、想像もつかなかったような人々、企業、不特定多数が顧客になるかもしれません。プロフェッショナルに要求される「顧客」への理解、というのは、そのレベルの理解なのです。

プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。専門性が高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。これらをもれなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい。

プロフェッショナルは、どんなに大きく前提条件が変わってもその底流にある変化の本質を読み取り、だれよりも能力を発揮します。また組織の長としては、当該組織を誤りなき方向に導き、発展させます。

答えを知らないことを恐れるのでなく、知らないところからスタートして、自分には何が見えて何が見えないか、何がわかって何がわかっていないかを分けて考えられるかどうかが重要なのです。

頼りになるのは自分の頭しかありません。それがうまく機能しなかったら、何人かで「一つの頭」となるべく大いに議論しなくてはなりません。仮説を出して議論し、事実に基づいて論証しなくてはなりません。業界や企業内の常識をすべて疑ってかかることから始めなくてはなりません。世代を超えて、10代や20代の人々の経験、習慣、感性を事業に取り込んでいかなくてはならないのです。

これからは、事業に成功するのも失敗するのもビジョン次第です。そして、ビジョンを描けるか描けないかは、人次第なのです。戦略は人に依存しているので、私は本書を通じて一貫してパーソン・スペシフィックであり、で述べたようにタイミング・スペシフィックであるという点を強調しました。フレームワークは重要ですが、最近の成功企業のほとんどは既存のフレームワークを破壊するところから出発しています。

あまりにもすばらしい言葉の数々で、思わず鵜呑みにして考えることを忘れてしまいそうです。
自分の頭で考え、自分の言葉に落とし込む行為が欠かせません。
これらの言葉はしっかりと胸に刻んだ上で、自分なりのプロフェッショナル像をイメージしていきます。
キーワードは、「妥協しない」「顧客第一主義」「知的好奇心」「疑う」といったあたりでしょうか。

一流のビジネスマンを目指します。
posted by ミズモト at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-10-11 19:17
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