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2005年10月02日

実況LIVE マーケティング実践講座


実況LIVE マーケティング実践講座

須藤 実和

この本の表紙に書いてある通り、「とにかくわかりやすい」です。(笑)

マーケティングはすべてのビジネスパーソンにとって必須です。
実際にマーケティング部門に関わっていない人にとってさえ、マーケティングを意識して活動することで仕事のアウトプットに付加価値を与えることができます。
製造部門であろうが、研究開発部門であろうが、人事部門であろうが、経理部門であろうが、必ず役に立ちます。
ただし、マーケティングの理論をどのように工夫するかはコツがいりそうです。
例えば、パーソナルブランディングにも役立つかもしれません。

マーケティングの教科書と言えば、コトラーの『マーケティング原理』が有名です。
ところが、これは非常に分量があります!
電車の中でさくっと読めて、エッセンスがぎっしりのものはないかなと思っていたら、この本に出会いました。
普段マーケティングにあまり関わっていない人やこれから関わる人にとっては非常に分かりやすいです。
具体的な商品をとりあげながら、マーケティングのさまざまな手法がよく理解できます。
最後にはサントリーのDAKARAを例にあげた演習問題まであって、自分の頭で考えて進められました。(しかも読んだ後に思わずDAKARAを買ってしまいました)

もちろんマーケティングの手法は理解できましたが、それよりも著者の定義するマーケティングの目的について非常に印象に残りました。
(私が不勉強なだけかもしれません。。。)
マーケティングとは、突きつめると、”顧客を魅了する(attract)する”活動であるといえます。そして、その難しさは、人の心の琴線に触れるというエモーショナルな側面と、きちっと持続的に成長し、利益を上げていくという合理的な側面を持ち合わせていなくてはならないところにあります。
したがって、感性とロジックをうまく組み合わせながら、自社の強みと顧客のニーズ(潜在ニーズ)をマッチさせる方法を探索することが重要です。
優れたマーケッターはマーケティング活動の醍醐味を”顧客のハートをつかんだことを実感した瞬間だ”と言います。

マーケティング活動とは、「顧客と企業の満足を両立させる良循環モデルを築く」ことともいえることがわかります。

企業の満足と顧客の満足は、一見、トレードオフの関係にあるものですが、マーケティング活動は、この2つを両立させることを狙うものです。

自分たちの思い込みで作ったものを売り込むのではなく、顧客が欲しいものを売る仕組みをつくる。それがマーケティング活動ということになります。
目的をしっかり抑えておけば理論におぼれることはありません。
「次工程をお客様」と考えれば、「顧客が欲しいものを売る仕組みをつくる」のはどんな仕事においても大切な考え方です。
ここに、マーケティングが活用できそうです。

周囲の人を”魅了する”人でありたいものです。
posted by ミズモト at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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