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2005年07月23日

ソクラテスの弁明


ソクラテスの弁明・クリトン

プラトン

ソクラテスの法廷での自己表明には強い信念が感じられます。
物事と徹底的に突き詰めて考えて真理にたどり着いたという確信が見られます。

その真理とは、「無知の知」でした。

情報過多の現代にこそ、この「無知の知」を認識する必要性を感じます。
特にテレビは受身で情報が入ってきますが、これを知識と勘違いして考えることをやめてしまう傾向にあります。
意識的に行なう読書でさえ、時には考えずに済ませてしまうこともあります。
常に「無知の知」を意識して考え続けなければなりません。

さて、ソクラテスは信念を曲げずに死刑さえも受け入れます。
自ら見つけた真理を信じ、信念を貫く生き様には感動さえ覚えます。
強い信念、考え抜いて導き出した真理=哲学は時代を超えて共感を得られるという典型的なストーリーです。

「無知の知」を他人に説得してまわるソクラテスのやり方には賛同できません。
しかし、物事の本質を徹底的に探ろうとすることはどの時代でも有効です。

ソクラテスの弁明する姿を見て、徹底的に考えて真理にたどり着いたときに本当に強い信念が生まれるのだということを感じました。
posted by ミズモト at 11:29| Comment(3) | TrackBack(2) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by みんなのプロフィール at 2005年07月23日 20:49
ソクラテスが相手としたのは、ソフィスト=知者であり、現代風に言えばマスコミに登場する学者や評論家といったところです。彼らが政治や道徳や教育について一見立派なことを(実はちゃんとした根拠もなく無責任に)発言する、そういう状況をソクラテスは批判的に見ていたのです。

TBありがとうございました。
Posted by 夢のもつれ at 2005年07月25日 16:17
 はじめまして。
 私も、この本を読んでソクラテスが大好きになりました。
 死を受け入れさせたソクラテスの信念は、魂の不滅、民主主義制度に対する愛情と信頼が2本柱になっていたのだと思います。
 そして、民主主義制度を成熟させるために、「無知の知」を説いたのではないかと思います。
 なお、鯨統一郎氏の著作中「世界7不思議」に「アトランティス」はソクラテスの比喩であるという見解が示されていて、面白かったです。
Posted by S/S at 2006年04月29日 13:13
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ソクラテスの弁明:Απολογια Σωκρατουσ
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Weblog: 夢のもつれ
Tracked: 2005-07-25 16:18

クリトン:Κριτων
Excerpt:  この作品は、前回に取り上げた死刑判決に至るソクラテスの法廷での発言を記した「ソクラテスの弁明」とその死の様子を描いた「パイドン」の間にあって、旧友のクリトンが獄中のソクラテスを訪れ、脱獄し、外国に..
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