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2005年07月21日

弁論術


弁論術

アリストテレス

世界最古の弁論術に関する文献です。話し方や弁論については多くの書籍が出ていますが、2000年以上も前に弁論を「術」として整理したのはすごいことです。

まず最初に弁論術について定義することから始めています。
どんな場合でもそのそれぞれについて可能な説得の方法を見つけ出す能力
弁論術に限らず、本書での論理の展開の仕方は勉強になります。

1.テーマを掲げる
2.そのテーマに関する言葉について定義をする
3.その言葉を3つ程度に分類する
4.例をあげて説明する
5.例から仮説を立てて検証する
6.結論を立てる

現代はMBAの影響もあって論理的思考については学問として確立していますが、アリストテレスの時代に使いこなしていたのは驚きです。
アリストテレス自身が論理的思考を「弁論術」のように技術と捉えていただかどうかは分かりません。
(デカルトの『方法序説』が最初ではないかと思っているのですが...)

哲学や自然科学の分野で偉大な功績を残した人は、意識しているかどうかは別にして必ずこのような考え方をしています。
哲学者がどのような思考法を用いて論理展開をしているかを意識して読むことは、自分自身の思考に刺激を与えてくれて思考法のよい訓練になります。
posted by ミズモト at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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