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2005年06月05日

小倉昌男 経営学


小倉昌男 経営学

小倉 昌男

本書は小倉氏の初めての自著だそうです。「成功した経営者が自らの経営談義を出版すると、やがてその企業自体は不振に陥り、一転、失意に陥る」というジンクスを守って、経営を退くまで本を出版しなかったのだとか。
温存した甲斐があったのか、比類ない実績を残した経営者の生の声が伝わってくるすばらしいケーススタディとなっています。

印象に残ったのが、セミナー・講演を多く受講し積極的に経営に取り入れていった点です。経営者にとってセミナーを通じて学習を続けるのはよくあることですが、実際にどのような点に感銘を受けどのように経営に落とし込んでいったのかを具体的に知って、学習へのモチベーションが高まってきています。やはり優秀な人は勉強熱心なんですよね。

また、小倉氏のサービスに対する考え方は業種が違っても、大いに参考になります。「サービスが先、利益は後」という言葉が全てを表しています。単なるきれい事ではなく、採算性の悪さから反対する役員を押し切って宅急便のサービスを取り入れ成功したのは、実際にこの言葉を掲げて全社で進めていったからでしょう。
全てのビジネスはお客様あってのものです。いかに良いサービスを提供できるかがビジネスの本質にある気がします。

最後に小倉氏の考える「経営リーダー10の条件」。
 1.論理的思考
 2.時代の風を読む
 3.戦略的思考
 4.攻めの経営
 5.行政に頼らぬ自立の精神
 6.政治家に頼るな、自助努力あるのみ
 7.マスコミとの良い関係
 8.明るい性格
 9.身銭を切ること
10.高い倫理観

小倉氏は高い倫理観を持ったすばらしい経営者であることを再認識しました。
posted by ミズモト at 01:55| Comment(1) | TrackBack(3) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございました。
すごく難しそうな本を読まれているのですね^^
また遊びに来させていただきます。
よろしくお願いいたします。
Posted by てつ at 2005年06月05日 13:58
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