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2005年05月30日

実践経営問答


実践経営問答

稲盛 和夫

本書は盛和塾例会での塾生と稲盛氏との問答集です。盛和塾とは稲盛氏から人生哲学と経営哲学を学ぼうとして集まった若手経営者の自主的な勉強会に端を発するようです。やはり稲盛氏の哲学にひきつけられる人は多いようですね。

稲盛氏の他の著書は氏の経験を元にして培ったノウハウや哲学が分かりやすく書かれています。しかし、本書は実際に経営者が悩む問題を稲盛氏自らがアドバイスしています。稲盛氏の哲学を読み取れると同時に、ケーススタディとして自分の問題として捉えやすくなっています。正に悩んでいる問題と同様の問題があれば、稲盛氏から直接アドバイスしてもらっているのと同じ状況というわけで何とも贅沢なことです。

それでも私はケーススタディとしての役割より稲盛氏の言葉一つ一つから哲学、考え方を読み取るほうに興味がいきました。

経営者としての心のあり方、人との接し方、新しいことへの取り組む心構え、等々経営者でなく一人の人間としても役に立つ言葉で満ちています。実際にあったQ&Aから出ているだけに稲盛氏の本音が − もちろん他の著書も本音で書かれているのでしょうが − 窺えます。

その中の言葉は他の著書に出てくる氏の理念と少しもずれがありません。
一人の人間の生き方の信念を人生にも経営にも徹底的に貫いているからなのでしょう。絶対的な信念を持つこと、その信念を潜在意識にまで徹底的に浸透させることが氏の哲学の原点にあり、見習いたい考え方です。
経営には哲学が必要です

具体的な目標を立て、そのうえで、これを達成するためにはこれしかない、という方法論に辿り着くべきであります

貴方が皆から尊敬を集めるためには、今は小さなことでもいいから実績を積み上げていくことが大切だと思います。さらに加えて、謙虚であれば、必ず感心して貴方についていくようになります

名経営者の条件がもしあるとすれば、自分の今の経営という仕事を好きになることです。そのためには貴方の今の仕事に打ち込むこと、それしかありません
posted by ミズモト at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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