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2005年05月26日

稲盛和夫の実学―経営と会計


稲盛和夫の実学―経営と会計

稲盛 和夫

私には尊敬している人はたくさんいるのですが、京セラ創業者である稲盛氏のことは学生時代から気になっていました。携帯電話もドコモではなくIDO時代からauを愛用しています。初めて買った機種も京セラ製でした。

全ての名経営者に言えることでしょうが、稲盛氏のすごいところは本質を捉える力と強い意志です。

会計上利益が上がっていてもキャッシュがない、。会計士の説明を聞いてよく分からないので、そんなものかと鵜呑みにしてしまうのは多々あることです。しかし稲盛氏は経営者の視点から一対一対応の原則等の独自の会計システムを作り上げてしまっています。

会計について素人かどうかなんて関係ありません。会計はどうあるべきかを考え抜いて、実践していくことが大切なのでしょう。
このことは会計に限らず、大事を為す人には共通して見られる考え方です。

本書はタイトルにもあるように、稲盛氏の経験から得た「経営と会計」のノウハウがぎっしり詰まっています。これだけ実践できれば大きな武器になりますが、根底にある稲盛氏の思考法を理解すればもっと大きなものが手に入れられます。

誰から見ても普遍的に正しいことを判断基準にし続けることによって、初めて真の意味で筋の通った経営が可能となる。

目標は何か、いったい何をやりたいのか、ではそのために何をどうすればいいのか、何度も何度も頭の中でシミュレーションをすれば、やがて商機のありどころが見えてきます。そこれみんなを引っ張っていくわけです。そして、どれだけのものをねらうのか、それがみんなに示す目標です。

この意味で私は会計の果たす役割はきわめて大きいと考えている。なぜなら会計において万全を期した管理システムが構築されていれば、人をして不正を起こさせないからである。また、万が一不正が発声しても、それを最小限にととめることができるからである。

何かを成そうとするときは、まず心の底からそうしたいと思い込まなければならない。「わかってはいるけれど、現実的にはそんなことは不可能だ」と少しでも思ってしまったら、どんなことも実現することはできない。どうしてもこうでなければならない、こうしたいという、強い意志が経営者には必要なのである。
posted by ミズモト at 20:21| Comment(1) | TrackBack(2) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBいただきました。ありがとうございます。
これはなかなか面白い本でした。そうですね、経営者には強い意思が必要なのでしょう。シンガポールで小さな会社を立ち上げて2年になります。強い意思とは何となくわかる気がします。
Posted by さとかず at 2005年05月27日 18:27
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