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2005年05月05日

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由


社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

板倉 雄一郎

ベンチャーの立ち上げから倒産まで詳しく正直に描かれていて非常に面白い。よく成功話よりも失敗談の方が為になると言われますが、なかなか聞く機会が少ないのも事実です。その意味でも起業家や経営者、全てのビジネスパーソンにとって非常に有意義だといえます。帯にもある通り「おれが書かなきゃ、だれが書く」と言えるべき人です。

本書の中にはいくつも参考になる言葉が出てきます。大きな試練を乗り越えた人だから言える重みある言葉です。
ベンチャー大国米国では、アイデアを出し起業するいわゆる「起業家」とその後実際に経営を行う「経営者」が別人であるケースは、珍しくない。要するにこの二つの仕事は性格がまったく異なるものなのだ。両方の資質を持っているならばともかく、片方だけの場合、どちらかの仕事にした方がよいに決まっている。
挨拶をすると孫さんは言った。
「ぼくのほうからお会いしたいと思っていました」
やられた。
ベンチャービジネスの世界で知らぬものはいない有名経営者、孫正義氏が、経営危機に陥った若造経営者のぼくに対して「お会いしたかった」と頭を下げる。なかなかできることではない。
そうはいってもハイパーネットは、れっきとした株式会社だ。その株式会社が、銀行から融資継続をお願いするにあたって、なんの関わりもない経営陣の親のサインが必要だとはぼくも知らなかった。
やはり究極の状況では、衣食住のうち、住が現実的に大きな負担となる。
ぼくには究極の状況でぼくを支えてくれる人がいないことを実感した。そしてそれは結局それまでのぼくがいたらなかったせいだということもわかっていた。会社を早々に辞めた社員にしても、この彼女にしても同じだった。ぼくの配慮が足りなかった。
まさにそのつけがぼくに回ってきたわけだ。

まだまだたくさんのビジネス上のヒントが隠されています。もっと読み込もう。
posted by ミズモト at 02:04| Comment(0) | TrackBack(2) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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