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2005年01月02日

ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築

本日はブランドの権威、デービッド・A・アーカーの『ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築』に挑戦です。
ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築

3部作の完結編にあたるそうですが、ブランド・リーダーシップという戦略については本書だけで完結しています。他2作は後日また取り上げます。

本書のタイトルにもなっているブランド・リーダーシップという新しいパラダイムを提唱しています。社内の他ブランドを意識せず担当する一ブランドを成功させる従来の手法をブランド・マネージメントと呼び、古典的なパラダイムと位置付けています。これに対して、社内の各ブランドを戦略的に管理することをブランド・リーダーシップと呼んでいます。大前研一が『考える技術』で21世紀は複雑系だと言い、出井伸之が『非連続の時代』でソニーの経営を「複雑系経営」と言っていたことを思い出しました。ブランドの世界も複雑系へと向かっていったのですね。

このブランド・リーダーシップ戦略の核(リーダー)となるのがブランド・アイデンティです。ブランド・アイデンティはブランド・エッセンスやコア・アイデンティティ等の要素に分解されるそうですがそれはおいといて、例としてヴァージンを取り上げられているのが分かりやすかったです。P&GやGMも多くのブランドを抱えていますが、ほとんど同じ分野のものです。ヴァージンはレコード店から航空会社やその他多くの分野にブランドを拡張しています。しかも全てにおいて創業者のリチャード・ブランソンがシンボルとなってブランド・アイデンティを共有しています。このようなブランド拡張は国内ではソニーがありますが、ヴァージンの方が強烈な個性を放っています。

ブランド・リーダーシップで傘下のブランドをどのように位置付けていくのか(ブランド体系)がこの戦略の肝になりますが、この話しは次回に持ち越したいと思います。

【本日の教材】
ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築
考える技術
非連続の時代

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posted by ミズモト at 21:28| Comment(0) | TrackBack(1) | ブランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『ONとOFF』 出井伸之
Excerpt: グローバル企業『SONY』のトップの話を聞く(まあ、読むんだけど)ってのは、それ
Weblog: Reckless Book Revue
Tracked: 2005-02-05 01:48
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