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2005年12月16日

ウィニング 勝利の経営


ウィニング 勝利の経営

ジャック・ウェルチ

ウェルチ氏はどこでも「率直さ」の重要性を訴えていますが、本書は氏の率直さがそのまま表れています。
良いことも悪いこともずばり言ってくれますので、読んでいて気持ちのいいものです。

20世紀最高の経営者の経営者が、ここまで本音で語ってくれるのは貴重です。

個人的に参考になったのは「天職」についてです。
何を言いたいかといえば、ある職がその後のあなたのキャリアをどう変えるかを知るのは不可能だということだ。もしも自分が立てたキャリア計画に忠実に従っている人がいたとしたら、食事の席ではその人の隣に座らないようにしよう。とんでもなく退屈なヤツに決まっているから!

働く人の誰もが通り抜ける、不快で時間ばかりがかかる、山あり谷ありの繰り返しのプロセスに耐えることだ。一つの職について、その仕事の何が好きで何が嫌いか、自分にはどんな能力があり、何ができないかを知る。そして仕事を変えながら、自分に合った仕事に近づいていく。それをつづけているうちにある日突然、あ、とうとうぴったりの仕事を見つけたぞ、とわかるのだ。自分のしていることが好きで、いろいろ犠牲にするものがあっても、全然気にならない。
この節が私のアンテナに強く引っかかりました。
働く人の誰もが通り抜ける、不快で時間ばかりがかかる、山あり谷ありの繰り返しのプロセス」から逃げ出して、新しいことがやりたくなる衝動はいつでもあります。

しかし、このプロセスに耐え抜いた先に、視界が一気に広がるものです。
また、このプロセスに耐えるたことがそのまま差別化や参入障壁になるものです。
このプロセスに耐えたることが、ビジネスパーソンの基礎体力になるのでしょう。
何事も初期段階は基礎体力をつけることが最優先です。


本書ではビジネスに関するあらゆることが率直に語られています。
最高のビジネス書の一冊であることは間違いありません。
posted by ミズモト at 00:27| Comment(1) | TrackBack(2) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『こんな本を読んでいる』のtoru_moonです。TBありがとうございました。私も”率直さ”がキーワードとのご意見に賛同です。
 
 私は,この率直さが透明性や公開性につながると,読み取りました。透明で公開される率直さがあれば,いろんな意見を吸収でき,人の成長を助けると思います。

 勉強になりました。重ねて御礼申し上げます。
 
Posted by toru_moon at 2005年12月16日 20:17
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「勝つためには、人がすべてだ」@ジャック・ウェルチ『ウィニング〜勝利の経営』
Excerpt: 前回に引き続き、正月休みに読んで非常に感銘を受けた本を紹介したいと思います。当初表題から受けた印象と実際の読後感に良い意味で大きなギャップがあり、嬉しい誤算の一冊でした。
Weblog: 今日、僕が学んだこと。〜一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ〜
Tracked: 2006-01-10 01:02

「ウィニング 勝利の経営」 ジャック・ウェルチ
Excerpt: ウィニング 勝利の経営 経営書としては非常に実務的でお堅いコンサルタント屋さんが書いたものとは一味どころか二味も三味も違うよい書物でした(戦略コンサルタント糞食らえ的な箇所もあって、結構胸がスカ..
Weblog: 不惑への道(The Road to 40) 
Tracked: 2007-01-08 23:13
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